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眼の病気
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角膜・結膜の病気

流行性角結膜炎
流行性角結膜炎とは
一般的に『はやり目』と呼ばれ、アデノウイルスという強い伝染力を持つウイルスによっておこる結膜炎です。
アレルギーによる結膜炎とは違い、充血や目やになどの症状が非常に強く、角膜にも炎症が及んで視力障害が起きることもあります。
ウィルスによって集団的に発生することもあり、予防が大切です。
症状と経過
潜伏期間といって、ウィルスに感染してから症状がでるまで1週間から10日間あり、その間はまったく症状がありませんが、急に充血や目やに、まぶたの腫れなどの症状が強くあらわれます。
片方の目に発症して数日後にもう片方の目にも症状がでたり、耳の前や顎の下のリンパ節腫れることがあり、1週間前後で症状がピークをむかえて2〜3週間かけて徐々に症状が軽減します。
また、子どもや症状が強い人の場合、まぶたの裏の結膜に偽膜という白い膜ができ、眼球の結膜に癒着をおこすことがあります。
流行性角結膜炎の治療
二次感染を予防する抗菌剤や、炎症を和らげるステロイド剤を点眼しますが、この病気に有効な点眼薬はありません。
ウィルスに対する抵抗力を高めるため、休養を十分にとって体力をおとさないことが必要です。
後遺症と合併症
結膜炎の症状がおさまってきた頃に、角膜の表面に点状の濁りが出ることがあります。
症状がないからといって治療を止めてしまうと、角膜の濁りが残り視力が低下してしまうこともあるため、医師の許可があるまで治療を継続しましょう。
注意すること
1〜2週間は他人へ感染する恐れがあります。
周囲の人にうつさないように気をつけましょう。

・手を石鹸や流水でよく洗う
・休養をとって体力をおとさない
・学校などは医師の許可があるまで休む
・人ごみへ出かけない
・医師の許可があるまでプールに入らない
・タオルや洗面用具などは家族と別にする

アレルギー性結膜炎
アレルギー性結膜炎とは
アレルギーとは、外から入ってくる異物に対して体が過剰に反応することで起こります。
目のアレルギーを起こす原因物質としては、花粉やハウスダスト(ダニやカビ)、動物の毛やフケなどのほか、人によってはコンタクトレンズ洗浄剤が原因になることもあります。
程度には個人差があり、一時的なこともあれば長期間続く場合もあります。
アレルギー性結膜炎の種類
・花粉症
花粉によるアレルギーで、春先に多いスギ、秋に多いブタクサなどが有名です。
毎年決まった季節に症状がみられることが特徴です。

・ハウスダストによるアレルギー性結膜炎
ハウスダストによる結膜炎で、花粉と異なり常に身の回りにあるダニやカビ、ホコリなどが原因になります。
一年を通して症状が慢性的にみられるのが特徴です。

・春季カタル
アレルギー性結膜炎が慢性的に、かつ症状が重症的に起こります。
ハウスダストが原因となっていることが多く、目のかゆみが非常に強いうえ角膜に無数の小さな傷ができることがあります。
アレルギーの予防
花粉症の場合は、症状が出現する季節にできるだけ花粉と接しないようすることが重要です。
花粉が飛びやすい日は外出を避けたり、帰宅したときには服についた花粉を十分に落とすようにしましょう。
ハウスダストの場合は、部屋の清潔を心掛けたり、寝具を干したりするのも効果的です。
また、動物を屋内で飼うことは避けたほうがよいでしょう。

球結膜下出血
球結膜下出血とは
結膜下出血とは、結膜下の小さい血管が破れて出血したもので、結膜の下に出血が広がり白目部分が赤く染まります。
突然、目が真っ赤になり、驚いて眼科を受診する方が多い病気です。
球結膜下出血の原因
原因はさまざまで、以下の3つに分けられます。

・眼局所の要因
目をぶつけた、強くこすったなどの外的要因や、目の手術後、急性結膜炎などによって起こります。
・全身性疾患
動脈硬化や高血圧、糖尿病、貧血や白血病、腎炎などに伴って起こります。
・原因不明のもの
くしゃみやせき、過飲酒、月経、水中メガネのしめすぎなどによって起こることもあります。
結膜下出血の症状と経過
小さな点状のものから結膜全体をおおう広範なもの、血腫をつくるものなどさまざまです。
多少、目がごろごろしますが痛みなどはなく、視力低下の原因になることもありません。
出血は1〜2週間ほどで自然に吸収されることが多いですが、症状が強いものでは2〜3ケ月ぐらいかかることもあります。
気をつけたい結膜下出血
・外傷をうけた場合
・痛みや痒み、目やにを伴う場合
・ひんぱんに繰り返す場合
・熱を伴う場合
多くの場合、結膜下出血は放置しておいても構いませんが、重大な病気が原因で起こることもあります。

翼状片
翼状片とは
翼状片とは、白目の表面を覆っている半透明の膜(球結膜)が、目頭の方から角膜の中心部に向かって三角形状に入り込んでくる病気で、しばしば両目に起こります。
原因と症状
原因は不明ですが、加齢とともに増加する傾向があり、海辺や高地などの紫外線の強い地域に住む人に多く見られることから、紫外線が関係しているといわれています。
進行には個人差があり、初期には異物感や充血を伴う程度ですが、進行すると角膜のゆがみが強くなるために乱視が現れて視力が低下します。
翼状片の治療
進入してきた球結膜組織が小さいうちは問題ありませんが、充血の症状が強い場合は点眼による治療を行います。
角膜中央付近まで進行してしまうと、視力の低下が著しくなるほか、手術後の視力も不良になるため、手術の適応となります。
翼状片は悪性の組織ではなく、症状がなければ経過観察だけで問題ありませんが、手術を行っても再発することが多く、再手術を行うこともあります。
どの場合も、角膜の中央まで進行してしまわないように経過観察が必要です。

角膜ヘルペス
角膜ヘルペスとは
単純ヘルペスというウイルスの一種が感染することによって起こる病気で、眼の痛みや充血、視力低下などの症状を生じます。
ほとんどの場合は片方の目だけに起こり、角膜の表面に特徴のある枝のような潰瘍を形成するため、樹枝状潰瘍と呼ばれています。
感染と再発
ヘルペスウイルスの感染は、ほとんどの人が子どもの頃に感染しています。
感染したウイルスは、目を支配する神経節に住みつきます。この状態を潜伏感染といい、多くの人はこの状態のままです。
ところが体調不良やストレス、過労などがきっかけで体の抵抗力が落ち、ウイルスが活性化すると、神経節から角膜に分布している三叉神経を伝って角膜で増殖して角膜ヘルペスが起きます。
潜伏感染は神経のなかに潜んでいき続けるために、治療により症状が改善しても、また再度病気を繰り返してしまうことがしばしばあります。

角膜炎
角膜炎とは
角膜炎は、さまざまな原因によって角膜に炎症や潰瘍が生じる病気です。
角膜の炎症や角膜潰瘍が進行すると、視力が障害されることもあります。
痛みが続くような場合は、放置せず早く治療することが大切です。
主な症状
ゴロゴロ感や痛み、充血、涙目などの症状がみられ、炎症や角膜潰瘍が進行すると角膜が白くにごって視力が低下することもあります。
角膜潰瘍は、治癒しても瘢痕(傷あと)が残るほか、その角膜に病原性を持った微生物が付着し、角膜感染症を引き起こすこともあります。
角膜感染症とは
角膜感染症とは、細菌やカビ(真菌)、アカントアメーバ、ウイルスなどの病原体が角膜に感染し、炎症を起こしている状態です。
角膜の表面は角膜上皮と涙によって守られていますが、何らかの原因で角膜上皮を越えて角膜実質の中に入り込むと角膜感染症が生じます。
角膜感染症の原因
・細菌性角膜炎
細菌によって起こる角膜炎で、ゴミや砂などの異物が目に入ったり、コンタクトレンズの装用で角膜にキズがついた時などに起こります。

・真菌性角膜炎
カビ(真菌)によって起こる角膜炎で、植物などによる外傷、ソフトコンタクトレンズの連続装用などにより起こります。
細菌性の角膜炎に比べ、症状が出るまで日数がかかります。

・アカントアメーバ角膜炎
池や沼などの淡水に分布するアカントアメーバという微生物によって起こる角膜炎です。
ソフトコンタクトレンズの装用者に起こることが多く、日常の手入れが不適切である場合がほとんどです。

・ヘルペス性角膜炎
ヘルペスウイルスと呼ばれるウイルスが原因で起こる角膜感染症です。
いったん完治しても体調不良などにより再発することが多くあり、再発を繰り返すと角膜が白く濁って視力低下を起こすこともあります。

円錐角膜
円錐角膜とは
円錐角膜は、角膜の中央が薄くなり前方へ突出してくる病気です。
これにより角膜が変形してしまい、円錐状に突出した角膜を通して物を見るため、見え方が歪み視力が低下してしまいます。 個人差はありますが、多くの場合10代後半から20代前半に両眼とも発症し、徐々に進行して30歳頃には進行が止まると言われています。
視力が大きく変化するため、眼鏡やコンタクトレンズの度数を頻繁に変更する必要があります。
視力矯正には眼鏡よりコンタクトレンズが適していますが、角膜の突出の度合いがひどくなるとコンタクトレンズを装着しても視力矯正ができにくくなる場合があります。
原因と症状
円錐角膜の原因はまだわかっていませんが、アトピーなどアレルギーの傾向にある人が多いといわれています。また、目をこすることもよくないようです。
初期には光が眩しく感じたり見え方に軽い変化がおこるだけですが、進行して角膜の突出が強くなると見え方に歪みが生じてきます。
左右で進行の程度に差があることが多く、片眼のみ円錐角膜ということもあります。
当院では角膜形状解析装置を用いて、円錐角膜の進行の有無をチェックしています。
円錐角膜の視力矯正
多くの場合ハードコンタクトレンズの装用で視力を維持することができます。
初期の場合は眼鏡やソフトコンタクトレンズでも良好な矯正視力が得られることもありますが、中期にはハードコンタクトレンズの装用が必要になり、さらに進行すると特別なデザインのハードコンタクトレンズを装用しないと良好な視力が得られなくなります。
コンタクトレンズが良好に装用できれば、年に数回コンタクトレンズや角膜のキズの有無、進行の度合いを調べる目的で定期検診を受けることが大切です。

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まぶたの病気

麦粒腫
麦粒腫とは
俗に『ものもらい』と呼ばれている病気で、原因は細菌感染によるものです。
汗を出す腺や、まつげの毛根に感染したものと、マイボーム腺に感染したものがあります。
ものもらいの原因はウィルスではなく、誰の皮膚にでも住んでいる雑菌が原因なので、人から人へうつることはありません。
ものもらいを繰り返す人は体質などもありますが、糖尿病がある人は抵抗力が弱いためにできやすいようです。
ちなみに『ものもらい』という名称は、よその家から食べ物をもらうと治るとうい言い伝えが元になっているようです。
症状と経過
まぶたの縁に赤みが出現し、触ったり瞬きをすると痛みを感じます。
炎症が強くなってくると、赤みや腫れ、痛みも強くなり、化膿が進むと膿が出ることがあります。
麦粒腫の治療
症状に合わせて抗生物質の点眼や内服を行います。
早めに治療を開始すれば、これらの薬で細菌の働きが弱められ、腫れや痛みも軽度ですみます。
化膿が進んで腫れが大きくなった場合は、切開して膿を出すこともあります。
注意すること
・患部を触ったりこすったりしないようし、清潔を心がける。
・女性の方はアイメイクを極力避け、クレンジングをしっかりする。
・コンタクトレンズの装用は控える。
・前髪が目にかからないようにする
・アルコールや刺激の強い食べ物は避け、規則正しい生活を心がける。
・過労やストレスを避け、十分な睡眠をとる。

霧粒腫
霰粒腫とは
目に脂を分泌する腺が詰まり、慢性的な炎症が起きる結果、肉芽腫という腫瘤ができる病気です。
麦粒腫(ものもらい)とは異なり、細菌感染を伴わない無菌性の炎症です。
上下左右のまぶたに次々とできることはありますが、無菌性の炎症のため人から人へうつることはありません。
治るまでに2〜6ヶ月かかることもあります。
症状と経過
まぶたを上から押さえると、コロコロした固まりがあるのがわかり、重苦しいような不快感を覚えます。
腫瘤が小さいうちは、放っておいても急に大きくなることはありません。
腫瘤は徐々に大きくなりますが、普通は赤くなったり痛んだりはしません。
まれに細菌などが感染して炎症(急性霰粒腫)を起こし、腫れて痛むこともあります。
霰粒腫の治療
細菌感染防止のため、症状に合わせて抗生物質や抗炎症剤の点眼を行います。
腫瘤が小さければ自然に吸収されることもありますが、大きくなると外見上の問題もでてきます。
肉芽腫が大きい場合は副腎皮質ステロイド薬を腫瘤に注射したり、外来での簡単な手術で腫瘤を摘出する必要があります。
急性霰粒腫に対しては、麦粒腫(ものもらい)と同じように抗生物質などで消炎をはかります。
注意すること
・患部を触ったりこすったりしないようし清潔を心がける。
・アルコールや刺激の強い食べ物は避け、規則正しい生活を心がける。
・過労やストレスを避け、十分な睡眠をとる。
・高齢者では腫瘍との鑑別が必要なこともあり注意が必要。

眼瞼炎
眼瞼炎とは
眼瞼炎とはまぶたに起こる炎症で、まぶたの皮膚に起こる「眼瞼皮膚炎」、まつげの付け根あたりに起こる「眼瞼縁炎」、目尻に起こることが多い「眼角眼瞼炎」に分けられます。
眼瞼炎には、細菌やウイルスに感染して起こる「感染性」のものと、薬品や化粧品などに対するかぶれやアレルギーで起こる「非感染性」のものがあります。
症状と経過
まぶたの縁に小さい湿疹ができ、破れたりかさぶたをつくったりするため、痒みや痛み、まぶたの赤みや腫れなどの症状がみられます。
経過は長いことが多く、再発を繰り返して数年間も続くことがあります。
痒みや外見の他に問題になることは少ないですが、潰瘍性眼瞼炎の場合はまつ毛が抜け落ちてたり、まぶたの縁の瘢痕化などがみられることもあります。
眼瞼炎の治療
感染性の場合は抗生物質による治療を、ヘルペスウイルス性のときは抗ウイルス薬を用います。
非感染性の場合はまぶたをよく洗って清潔を心がけ、併せてステロイド薬を用います。

眼瞼下垂
眼瞼下垂とは
眼瞼下垂とは、上まぶたが垂れ下がって目をしっかり開けられない状態をいいます。
先天性のものと後天性のものがあり、先天性が約80%を占めます。後天性は頻度は低いのですが、重大な病気が関係していることがあるので注意が必要です。
片目の場合と両目の場合があり程度も色々ですが、ひどいものでは全く瞳が見えないほど下がっているものあります。
眼瞼下垂の原因
・先天性眼瞼下垂
眼瞼挙筋(まぶたを開く筋肉)の発育不全が原因で起こります。

・後天性眼瞼下垂
加齢によって起こることが多いですが、なかには動眼神経や交感神経の麻痺、筋疾患、まぶたの腫瘍などが原因で起こっている可能性もあります。
眼瞼下垂によって高血圧や糖尿病などの循環障害や、脳腫瘍や脳動脈瘤などの重大な病気が発見されることもあります。
眼瞼下垂の治療
後天性の場合、原因となっている病気そのものを治療することが第一です。
乳幼児で先天性の場合、閉じた方の目は物を見る機能が育たなくなり、弱視になる可能性があるため注意が必要です。

逆さ睫毛
逆さまつげに原因
逆さまつげには『眼瞼内反症』と『睫毛乱生症』のふたつがあります。
眼瞼内反症について
まつげが生えているまぶた自体が眼の方に向かってしまうために起こり、目の表面の角膜や結膜に傷をつけることもあります。
小さい子どもは特に下まぶたがふっくらとしていて、まつげが内側に入っていることがよくありますが、ほとんどの場合3〜5歳ごろには自然に治ります。
また、お年寄りの方は皮下脂肪が少なくなり、上まぶたがやせてたるんでくるため、それによってまつげが内反することもあります。加齢によって涙の分泌も減っているため、目の症状が出やすいのが特徴です。
眼瞼内反症の症状
逆さまつげは目に何も症状がなければ、そのまま放置しておいてかまいません。
しかし、ゴロゴロする、涙や目やにが増える、充血する、まぶしく感じるといった症状が出たら、結膜炎や角膜炎を起こしている可能性があります。
さらに、角膜が何度も傷つくと白濁して視力が落ちることもあるので注意が必要です。このような症状に気づいたら、早めに再度診察を受けてください。
小さいお子様は痛みを訴えることは少ないのですが、目をこすったり、まばたきの回数が増えるので気をつけて見てあげましょう。
また、生後間もない赤ちゃんでも涙目や目やにが多いときには注意が必要です。
睫毛乱生症について
まつげの生えている向きが不規則に乱れるために起こり、眼瞼縁炎やトラコーマ、やけどなども原因のひとつと言われています。
放置しておくと角膜障害を起こすことがあるので、きちんと治療することが必要です。
睫毛乱生症の症状
まつげが角膜や結膜を刺激するため、涙が出たりゴロゴロしたり、程度が強くなると角膜を傷つけるため視力が低下したりします。
睫毛乱生症の治療
診察の際に角膜や結膜に向かって生えているまつ毛を抜く(睫毛抜去)を行い、角膜や結膜の障害が軽度であれば、点眼薬や眼軟膏で治療します。症状が強い場合は毛根の電気分解や、手術でまつげを外に向ける方法もあります。

涙嚢炎
涙のう炎とは
涙道の閉塞と涙のうの細菌感染によって起こり、慢性涙のう炎と急性涙のう炎があります。
ひどい目ヤニから見つかることの多い病気で、赤ちゃんにもよくみられます。
赤ちゃんの場合、涙の通り道に構造的な問題(先天鼻涙管閉塞)があって起こることもあります。
成人の場合は慢性的な炎症がほとんどで、特に女性に多くみられます。
涙のう炎の症状
・慢性涙嚢炎
涙嚢に細菌がが繁殖したもので、涙のうにたまった膿が眼のほうに逆流し、ひどい目ヤニが出ます。
長期的な治療が必要ですが、治療によって一時的に症状が軽減しても、完全に直りにくいのが特徴です。

・急性涙嚢炎
慢性涙嚢炎が急に悪化したもので、涙嚢部が強く痛み、腫れと赤みを伴います。
先天的に涙道の閉塞のある新生児にも見られ、出生直後から流涙などがみられますが、これに細菌感染が加わると急性涙嚢炎となります。
涙のう炎の治療
慢性涙のう炎は抗菌剤の点眼、急性涙のう炎は抗生物質の点眼を行いなす。
定期的な涙のうマッサージや、外来治療による涙のう洗浄も効果的です。
鼻涙管閉塞は、赤ちゃんの約1%に見られますが、多くの場合が自然に治りますが、生後3か月を過ぎてもまだ目ヤニが続くようなら、ブジー(針金のようなもの)を鼻涙管に通す治療を行います。
それでも通らない場合は、手術を行うこともあります。

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その他の目の病気や症状など

飛蚊症
飛蚊症とは
字の通り蚊のようなものが視界に飛んで見える症状ですが、人によっては蚊や虫が飛ぶように見えたり、ゴミが飛んで見えたり、ススが飛んで見えるなど見え方に違いがあるようです。
このような症状は、白い壁を見たり青空を見たときにはっきり感じられ、視線を動かすと同時に動きます。
飛蚊症の原因
主に加齢(老化)に伴う現象ですが、近視の人は若くても自覚することが多くあります。 生理的なもので問題のない場合(生理的飛蚊症)がほとんどですが、ときに思いがけない病気が原因となっていることがあります。
生理的飛蚊症
加齢による硝子体の萎縮により後面が網膜から剥がれて濁りとなり、明るいところを見たときにその濁りの影が網膜に映ります。
この場合は治療の必要はなく、飛蚊症自体は完全に消えることはありませんが、慣れれば特に問題はありません。
飛蚊症を自覚する重大な病気
なかには次のような重大な眼の病気が原因となっていることもあります。

・網膜裂孔・網膜剥離
網膜に穴が開いてしまったり(裂孔)、剥がれてしまった状態(剥離)により、しばしば飛蚊症を自覚します。

・硝子体出血
糖尿病や高血圧、外傷などが原因で硝子体の中に軽度の出血を起こした場合、飛蚊症として自覚されることがあります。

・ぶどう膜炎
一部のぶどう膜炎では硝子体に濁りを生じるため、飛蚊症を引き起こします。

飛蚊症を初期症状とする病気は、いずれも早期治療が重要です。見える『浮遊物』の数が急に増えたり、視力が落ちるようであれば、直ちにご相談ください。

花粉症
花粉症とは
花粉が原因になって生じるアレルギー症状を総称して花粉症と呼ばれています。
花粉のなかでも、特にスギ花粉に対するアレルギーが最も多く、日本人の10〜20%がスギ花粉症を持つとも言われています。
スギ花粉は天候や温度の影響を受けますが、岩手県では3月から4月がそのピークとなります。
スギ以外にも、夏にはイネ科、秋にはブタクサなどの植物が花粉を飛散させています。
花粉症の症状
目の痒みや充血、異物感、目やになどのほか、くしゃみや鼻水などの症状が現れます。
花粉症では、毎年決まった季節に症状がみられることが特徴です。
セルフケアのポイント
なるべく花粉が体に触れないようにする工夫や注意が大切です。
・花粉の飛散の多い日は外出を控える。
・外出時は帽子やメガネ、マスクなどを身に付ける。
・ドアや窓を閉めて花粉の進入を防ぐ。
・衣類に付着した花粉を払い落とす。
・部屋の掃除をこまめに行う。
花粉症情報をチェック
テレビやインターネットで花粉情報をチェックしましょう。

花粉飛散量の多い日
・晴れまたは曇りで、最高気温が高い日
・湿度が低く、やや強い南風が吹く日

メガネついて
Q1
 遠近両用メガネを使っています。最近会社でデスクワークをしていると目の疲れと肩凝りがするようになりました。なにか対処法はありませんか?
A1
 遠近両用レンズは遠くから、中間、近くを見るように設計はされていますが、その分中間部と近くを見る部分が狭く、あごをだして見るようになっているので、長時間のデスクワークにでは疲れてしまうと考えられます。
そこでお奨めしたいのが「近用作業距離で視野が格段に広いデスクワークなどの近用専用レンズ」です。(近近レンズとも言われております)
このレンズは前習いした距離から手元までを広く見えるように設計されていますので、デスクワークが楽になり、目の疲れや肩こりなどが軽減できます。ただし、このメガネで外へ出かけたり、運転などはできませんのでご注意ください。
またそのほかに、室内専用レンズの中近レンズというのもあり、4〜5mの距離から新聞を読む距離までを見るレンズですので、近近だけでは不便という方にはこちらのレンズがお奨めです。


Q2
 子供が生まれつき「色弱」だと言われています。色弱を補正するレンズがあると聞いたのですが本当ですか?
A2
 色識別をサポートするメガネレンズ「カラービュー」があります。赤と緑をはじめとする色の識別の補助を目的に、色覚専門医の指導のもと開発されたレンズで、色の見分けで不便や不満をお持ちの方から、自然観賞など趣味の世界をもっと楽しみたいという方まで多くの方が様々な場面で使用されています。


Q3
 レンズの寿命はどれくらいなんですか?
A3
 レンズの寿命はだいたい1年半〜2年といわれています。
レンズの表面には、キズや反射などを防止するためのコーティングが剥がれたり、クラック(ひび割れ)やひずみが生じます。クラックは60℃以上の高温によって引き起こされます。
最初は汚れ程度にしか見えなくても、レンズを拭くたびにクラックやキズからコートはがれが進み、目の健康を脅かすこともあります。意外と知られていませんがタバコも原因のひとつです。


Q1
 自分の顔の形に合ったフレームの選び方ってどうすればいんでしょうか?
A1 1.顔のパーツの配置から選ぶ
フレームの上のラインが眉のカーブに、下のラインが顔の輪郭に合っていたら、それこそが似合うメガネの黄金比。顔のかたちにしっくりと馴染んで、違和感を与えません。

2.顔の大きさにも注意
顔の小さい人は比較的何でも似合いますが、顔が大きめの方や肉付きの良い方はボリューム感のあるフレームをおすすめします。小さなフレームだと、余計に顔の大きさを強調してしまいます。きゃしゃなメガネの場合は、どこか一部分にボリュームのあるものを選ぶのがベターです。

3.横幅は合っていますか?
フレームの最大幅は、顔の幅に合っていますか?顔幅よりもフレームが大きいと、目が寄って見えてしまいます。 また、耳に掛かる部分「テンプル部分」がきつかったり、食い込んだりしていると頭痛の原因になります。一度かけてみて跡がつくようなら、ワンサイズ大きなものはないかどうか聞いてみましょう。

4.上下の高さは合っていますか?
あまりに上下幅が大きすぎるものは、鼻が低く見えてしまう可能性があります。

目の周りのけいれん
目の周りのけいれん
『眼瞼けいれん』や『片側顔面けいれん』と呼ばれ、目の周りや顔面の筋肉が異常に緊張して起こります。
放っておくと日常生活や社会生活に大きな影響を与えることもあります。

・眼瞼けいれん
眼瞼けいれんとは、何らかの原因で神経が障害され、脳から正しい指令が伝わらないため、目の周りの筋肉がけいれんを起こします。
中高年の女性に多く、まれに20代の方にも起こることがあります。
瞼がけいれんして目が開けにくくなり、不快感を感じるほか、瞬きがうまくできなくなります。

・片側顔面けいれん
顔面の筋肉の運動を支配する神経が何らかの原因で障害されると、自分の意志に関係なく顔面の筋肉が動き、けいれんを起こす病気で、特に中高年の女性に多くみられます。
ほとんどの場合は顔の左右片側に起こり、目の周りだけでなく口や頬の筋肉がけいれんし、片側の顔面が引きつることもあります。
ボツリヌス療法
ボツリヌス菌がつくり出すA型ボツリヌス毒素(天然タンパク質)を有効成分とする薬で、ごく少量を緊張している筋肉に直接注射すると、筋肉がゆるみ緊張やけいれんがおさまります。
ボツリヌス菌を注射するわけではないので、ボツリヌス菌に感染するといった危険性はありません。
効果の高い治療方法ですが、病気を治すものではなく症状を抑えるために行うため、繰り返し治療を受ける必要があります。
作用と効果
注射した筋肉とその周りにある筋肉にしか作用しないため、注射をした筋肉とその近くの筋肉だけの緊張を取り除きます。
2〜3日してから徐々に効果が現れ、3〜4ヶ月持続します。
治療効果を維持するために、効果がなくなったら再度治療を行います。

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